北京・超高層タワーを目指す!


北京のテレビ塔


 2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博を経て、経済成長が著しい中国ですが。なんだか気合が入りすぎて、国内のあちらこちらに巨大な建築物が次々とできあがっています。
 その巨大さはちょっと言葉では伝えられないほどで、たとえば下の写真は北京で一番ランクの高いホテル、グランドハイアットです。ほとんど壁としか思えない巨大さに圧倒されますな。


万里の長城?みたいな東方君悦大酒店


 こうした巨大建物のそれぞれをあげたらキリがないので、今回は、北京でもっとも高いテレビ塔に行くことにしました。高さ405m。東京タワー(333m)なんて子供みたいです。
 が、しかし、このテレビ塔は中国では第3位。1位は上海テレビ塔(468m)、2位は天津テレビ塔(415m)です。もちろん世界一はスカイツリーの634mです。


そんなわけで、これが遠くから見たテレビ塔


入口はこちら

 こちら入口です。2006年なんで、北京オリンピックのマスコットが並んでいます。
 しかし、塔は想像以上にデカいですな。これなら眺めは期待できそう!……と思いきや、展望台に出てみてガッカリ。


こちら238mからの眺め


こちら225mからの眺め
(左からハルビン、長春、瀋陽、東京、ソウル、上海、福州方面)

 まったくもう、この空気の悪さはどうよ? 全然見えないよ。これで50元(800円)は高すぎる〜。


制作:2006年8月19日


<おまけ>
 実は、今回、中国に行ったのは、小泉首相の靖国参拝に対し、中国人がどんな反応をするのか見に行ったのでした。ところが、正直なところ、市民は何の反応もなし。

2006年8月15日夕方の北京・日本大使館

 大使館前では、靖国参拝を受け、午前10時頃に数十人のデモが行われましたが、すぐに退散。マスコミは大騒ぎしましたが、市民にとってはあんまり関係ない話でした。


北京唯一の夕刊紙『北京晩報』(8月15日付)

 俺としても気が抜けてしまったので、翌日、抗日展示のある革命軍事博物館に行ってみましたが、ここでも大した反応はありませんでした。


革命軍事博物館の「南京大虐殺」

 しかしまぁ考えてみれば当たり前で、他国のことなんて一般人はあんまり興味ないものです。それよりブランド欲しいとか次の携帯どれにしようかとか、そういうことを日々考えてるわけで。そんなことは古今東西同じですな。
 現に、町の書店に行っても、「反日本」なんて隅に追いやられ、「こうすれば儲かる」みたいな本ばかり売れてます。発展を続けるなかで、どうやって稼ぐのか、そっちの方が市民にとってははるかに重要(これも当然のことですな。反日なんてカネにならないし)。
 いやしかし、というよりも、高度成長を続ける中で、もはや衰退する日本なんて眼中にないって感じでしょうか? 俺としては、日本よりはるかに活気がある中国の現状を見ると、そう思わざるを得ません。それって、もしかしたら反日運動より怖いことかも。

日本で言えば表参道ヒルズの「都市新天地」。おしゃれ度は日本と一緒。