甘郎君の露天 of 北沢楽天の世界


甘郎君の露天

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甘郎君、使いの帰りに縁日で新発明の真鍮磨きを買い、「10円でお釣りを」と言う。

露天の商人は「お釣りがありません。すぐ向こうで両替してきますから、ちょっとこの店の番をしていてください」と言い捨て、駆けだした。

甘郎君を知ってる娘が通りがかり、「あら、甘郎さんがあんな露天を出してますよ。まぁひどい貧乏になったんでしょうね」

凸と茶目が「やぁ、中学生が真鍮磨き屋だ。10銭かぇ、2銭に負けないか」。
露天商人がいつまでも帰らないので、甘郎君は持ち逃げされたと感づき……

「よし、これを売って半分でも取り返してやれ。さぁ、新発明の真鍮磨き!」

そこへ巡査と露天取締りが来て「おい新米、鑑札を持ってるか?」
甘郎は「鑑札も10円札もない。あのうち9円50銭はお父さんのだから取り返すんだ。さぁ、新発明の真鍮磨き!」