ねえねえ言葉 of 北沢楽天の世界

ねえねえ言葉

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茶目「お父さん、今ね、あのね、凸ちゃんがね」
泳ぎ疲れて茶屋で休息していた父、
「それまた、ねーねーと言う。そんなにねーねーと言うもんじゃないよ」
茶目「でもね」
父「それまた言う」
茶目「それでも今ね、凸ちゃんがね、背も立たない深いところでアップアップしてるんだよ」
父「凸坊や、危なかったね。もう深いところへ行くんじゃないよ。助かってよかったね、よかったね」
茶目「ねーねーって言うちゃいかん」
(大正9年8月)