第1回「建国祭」

建国祭
皇居前に集まる軍人さん


 建国記念日(2月11日)は、戦前は紀元節と言いまして、明治5年(1872)に政府が定めた神武天皇即位の日です。歴史的根拠はないんですが、天皇国家の正当性を示す祝日として定着しました。
 この日は大日本帝国憲法の発布(1889)や金鵄勲章の制定(1890)が行われ、国家主義や軍国主義の宣伝に大いに役立ちました。

 大正15年(1926)には、在郷軍人会や青年団を中心とする「建国祭」の行事が各地で行われるようになりました。で、今回、第1回建国祭(東京)の写真を発掘したので、公開しときましょう。そのときの様子は当時の雑誌記事(「寫眞通信」1926年4月号)によれば……。

《東京では第一會場を芝公園、第二會場を九段靖國神社、第三會場を上野の森として、心からなる歡喜を滿面に漂はしてそれぞれ集つた大群衆は、司會者の指揮の下に建國祭を行ひ各々宮城前の廣場に集會する頃は、十數萬の民衆の赤誠こめた「日本帝國萬歳」の叫は天地をゆるがして、素晴らしい大和魂の姿となつて現れたのである》


建国祭
建国祭宣言朗読

建国祭
九段会場・靖国神社の様子



広告
© 探検コム メール