大蔵省の誕生
 『明治事物起原』によれば、大蔵省の始まりは以下の通り。

《明治元年1月17日、会計事務課を置き、2月3日、これを廃して会計事務局を置く。閏4月21日これを廃し、会計官を置き、中納言万里小路博房を知事となす。
 2年7月8日、官制改定、会計官を廃し、さらに、大蔵省を置く(大手町1丁目所在)。同日、会計官副知事、大隈重信を大蔵卿に任ず》

 「大蔵省」という名前は701年の大宝律令に出てくるほど由緒あるものですが、ノーパンしゃぶしゃぶのせい……じゃなくて行政改革のせいで財務省になってしまいました。そこで今は亡き大蔵省をしのびましょう。

「吾妻土産名所図画」(明治29年・1896)より。大蔵省(中央)と貴族院(右上)

 これを写真で見ると……


明治初期の大蔵省。明治7年(1874)に設置された内務省が同じ建物にありました。右は当時の国会・貴族院。


 参考までに、税務大学校のサイトから年表を転載しときます。

明治2年7月  大蔵省設置
明治6年7月  地租改正条例布告
明治8年10月  酒類税則施行
明治10年1月     大蔵省に租税局設置
明治17年5月     大蔵省に主税局設置
明治20年7月     所得税法施行
明治22年4月     国税徴収法施行
明治29年11月   税務管理局・税務署設置
明治34年10月   麦酒税法・砂糖消費税法施行
明治38年4月     相続税法施行

更新:2004年10月31日

<おまけ>
 内務省ついでにこちらは外務省