お体(からだ)
「玉体」は使わない

お顔
「玉顔」「天顔」「龍顔」は使わない

お声
「玉音」は使わない

お年 御(ご)年齢
「宝算」は使わない

御(ご)病気
「御(ご)不予」「御(ご)不例」「御(ご)違和」「御(ご)違例」は使わない

おひきこもり
「おやすみ」もよい。「御仮床」(ごかしょー)は使わない

おかぜ
「御風邪(ごふーじゃ)」は使わない
お熱

御(ご)回復になる

お徳
「聖徳」「乾徳(けんとく)」「坤徳(こんとく)」「懿徳(いとく)」は使わない

御物(ぎょぶつ)

お写真
「御(ご)真影」「御(ご)尊影」は使わない
御(ご)肖像

お召物
お召しになる

〔お〕帽子
〔お〕眼鏡
〔お〕靴

御儀服(おんぎふく)
 儀式、祭典にお用いになる服装

・天皇の御儀服 
 帛御袍(はくのごほう)、黄櫨染御袍(こーろぜんのごほう)、御引直衣(おひきのーし)、御直衣(おのーし)、御小直衣(おこのーし)

・皇后の御儀服

 帛御服(はくのごふく)、御五衣(おんいつつきぬ)、御唐衣(おんからぬ)、御裳(おんも)、御小袿(おんこうち)、御長袴(おんなばかま)

・皇太子の御儀服

 齋服(さいふく)、黄丹袍(おーにのほー)、衣冠単(いかんたん)、直衣(のーし)

・未成年の天皇及び皇族の御儀服

 闕腋袍(けってきのほう)、空頂黒幘(くーちょーこくさく)

御切袴(おんきりばかま)
 普通の袴。長袴(なばかま)に対するもの

袿袴(うちきばかま)
 婦人の大礼服。普通には音読して「けいこ」と呼ばれる

束帯(そくたい)
 装束における正装で、冠、袍(ほー)より成る

衣冠(いかん)
 束帯の正装に対する略装で、冠、袍(ほー)、奴袴(やっこばかま)より成る


袍(ほー)
 束帯の表衣で、成年は縫腋(ほーえき)、未成年は闕腋(けってき)を用いる

御笏(おんしゃく) 御檜扇(おんひおー) 御帖紙(おんたとーみ)
 御儀服のとき持たれるもの

冠(かんむり)
 立纓(りゅうえい)、垂纓(すいえい)、巻纓(けんえい)、細纓(ほそえい)、縄纓(なわえい)、御幘(おんさく)の冠
(皇室儀制令)

御紋章(ごもんしょー)
・十六葉八重表菊形(じゅうろくよーやえおもてた)
 天皇、皇后、太皇太后、皇太后、皇太子、皇太子妃、皇太孫、皇太孫妃の紋章
・十四葉一重裏菊形(じゅうしよーひとえうらた)
 親王、親王妃、内親王、王、王妃、女王の紋章

お旗
 お旗には、次の6種がある(皇室儀制令)
 1 天皇旗
 2 皇后旗、太皇太后旗、皇太后旗
 3 摂政旗
 4 皇太子旗、皇太孫旗
 5 皇太子妃旗、皇太孫妃旗
 6 親王旗、親王妃旗、内親王旗、王旗、王妃旗、女王旗